METs(メッツ)とは
METs(メッツ)ってなに?
METsは「Metabolic Equivalent of Task」の略で、運動や活動がどれくらい体にエネルギーを使わせるかを表す単位です。
もっと簡単に言うと、「どれくらい運動が大変か」を数字で表したものです。
例えば、座っているときのMETsは1です。これは、体が一番少ないエネルギーを使っている状態です。
軽く歩くとMETsは2~3くらいになります。これは座っている時の2~3倍のエネルギーを使っているということです。
他にも、走るとMETsは8~10くらいになったり、サッカーをすると12くらいになることもあります。
数字が大きくなるほど、もっとたくさんエネルギーを使う、つまりもっと大変な運動になるのです。
なので、METsを使うと、どの運動がどれくらいエネルギーを使うかがわかるようになります。
例えば、今日の運動がどれくらいだったかを知りたいときに役立ちます。
活動量計の設定にでてくるメッツ値について
活動量計は、どれくらい運動したかを教えてくれる便利な道具ですが、正しく使うためには、自分に合ったMETs値を設定することが大切です。
まず、自分がよく行う運動や活動を思い浮かべてみましょう。例えば、歩く、走る、ウォーキングをするなどです。
次に、その運動や活動がどれくらい大変かを考えます。
〇 歩く:軽く歩くとMETsは2~3です。
〇 走る:普通に走るとMETsは8~10です。
〇 ウォーキング:少し速いペースで歩くウォーキングはMETsが4~5です。
このように、自分が普段行っている運動や体力に合わせてMETs値を設定します。たとえば、毎日軽く歩くことが多いなら、METs値を3くらいに設定するといいでしょう。ウォーキングをよくするなら、4~5くらいに設定します。 設定をすると、活動量計がそのMETs値をもとに、その値以上の運動をどれくらいしたかを教えてくれます。 ※機種により異なる場合があります。
これで、毎日の運動量を正しくチェックできるようになりますよ! 自分に合ったMETs値を設定することで、無理なく目標を決めてもっと楽しく運動できるようになりますね。
スポーツ庁HPより
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