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株式会社アコーズ

活動量計の歩行実験/METs値計測の比較


2023-12
活動量計にはさまざまな種類があり、同じように歩数や活動強度を計測しているように見えても計測方法はその機種によって異なります。
一般的に販売されている活動量計の値段は様々で、数千円のものから、研究用では数万円するものもあります。

アコーズの活動量計は研究用途に販売、利用されている他社様の活動量計と同時に着用して社内で比較実験を行い、同等かそれ以上に真値に近い結果が出ています。そのため、高齢者のロコモやサルコペニア予防などの研究にも広くご利用いただいています。

上位モデルの「速歩トレーナー J-StylePRO AM600N」や足首に装着して歩行速度や歩幅を計測する「歩行能力計 WALKX」は気圧センサーを搭載しているため、階段や坂道を検知してMETs値を計算しています。
説明

AM600NやWALKXは弊社のモデルの中では比較的高価な機種になります。しかし、数万円で販売されている研究用途の活動量計と比較してもその計測精度はひけをとらず、坂道検知などを考えるとより真値に近いMETs値を計測しているといえます。
下のグラフで社内実験でのMETs値比較がわかります。ぜひ活動量計選びのご参考にしてください。


説明

AM600NとWALKXは気圧センサーにて坂道を検知してMETs値を計算しているため、上り坂と下り坂で大きな差がでているのがわかります。
その反面、AM510Nと他社様製品は坂道の検知をしていないのでほぼ平坦なデータとなっていますが、坂道の方が歩くスピードが速くなるためにMETs値が高くなっています。
本来ならば下り坂での歩行は重力に助けられ、METs値は低くなるはずなので、真値とは逆の傾向になっていると言えます。

METsとは?

METsとは、運動強度(身体活動の強さを示す単位)のことです。
安静時(横になったり座って楽にしている状態)を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示します。
普通歩行(4km/h)が3メッツに相当します。

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