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株式会社アコーズ

健康づくりのための身体活動基準と活動量計


2021-9更新
血圧血圧

(厚労省ホームーページのe-ヘルスネットを引用)

WHO健康のための身体活動に関する国際勧告にて、死亡に対する危険因子として1位が高血圧(13%)2位喫煙(9%)3位高血糖(6%)そして4位が身体活動不足(6%)と位置付けており、2010年に対策として身体活動に関する国際勧告が発表されています。
日本では2006年に健康日本21として運動指導に関する指針が示され、その後2013年には健康日本21(第2次)として改定されています。 「健康づくりのための身体活動基準2013」を参照すると、個人の健康づくりのための基準が示されています。

1. 身体活動基準(日常生活で体を動かす量の考え方)

日常生活
18歳〜64歳 強度が3メッツ以上の身体活動を23メッツ・時/週
65歳以上 強度を問わず10メッツ・時/週

※メッツとは、安静時を1として、その何倍の活動になるかを示した数字です。
<例> 普通歩行・・・3メッツ、早歩き・・・4~5メッツ

  • 18歳〜64歳の基準について
    厚労省のHPによると、「日本人を対象とした論文に限った結果では、身体活動が22.5メッツ・時/週より多い者が生活習慣病等及び生活機能低下のリスク低減効果が示されている」としています。
  • 65歳以上の基準について
    65歳以上を対象とした4論文について、「3メッツ未満も含めた身体活動量と生活習慣病等及び生活機能低下のリスクの低減との関係から、10メッツ・時/週の群では、最も身体活動量の少ない群と比較してリスクが21%低かった。 しかし、十分な体力を有する高齢者は、3メッツ以上の身体活動を行うことが望ましいとされている」と示しています。
  • 説明

    弊社の活動量計は年齢設定が65歳以上の場合でも、メッツ・時の算出は3メッツ以上を加算しています。


2. 運動量の基準(スポーツや体力づくり運動で体を動かす量の考え方)

日常生活
18歳〜64歳 強度が3メッツ以上の運動を4メッツ・時/週
  • 基準について
    厚労省のHPによると、「国内外の文献を含めたメタ解析の結果、運動量の基準は2.9メッツ・時/週以上であれば、生活習慣病等及び生活機能低下のリスクを低減できることから、従来(平成18年)の基準値(4メッツ・時/週)を引き続き採用している」と示しています。
  • 説明

    弊社の活動量計では、アクティブメッツというメッツしきい値が設定出来るため、ここに例えば、早歩きとして4.3メッツと設定しておけば、4.3メッツ以上の運動量をアクティブ時間として加算され、運動結果として見ることができます。

3. 体力(うち全身持久力)の基準

日常生活

下表に示す強度での運動を3分以上継続出来た場合、基準を満たすと評価

年齢 18〜39歳 40〜59歳 60〜69歳
男性 11.0メッツ 10.0メッツ 9.0メッツ
女性 9.5メッツ 8.5メッツ 7.5メッツ

<例> ランニングなど

説明

弊社活動量計では1分毎にメッツ値を記録出来るモデルがあり、その記録から確認することができます。


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